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ヒューム『自然宗教をめぐる対話』(1779)
新訳刊行記念ワークショップ
「18世紀の対話篇を読む/論じる/翻訳する」

ヒューム『自然宗教をめぐる対話』(1779) 新訳刊行記念ワークショップ 「18世紀の対話篇を読む/論じる/翻訳する」

ヒューム『自然宗教をめぐる対話』(1779)新訳刊行記念ワークショップ
「18世紀の対話篇を読む/論じる/翻訳する」

【日時】20201216日(水)14:00~16:00

【場所】オンラインイベント:参加希望者は事前登録をお願いしますhttps://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_KzaWDhG5SFCFhdHDxPFyNg

【言語】日本語

【プログラム】
14:00-14:10:企画趣旨説明
14:10-14:30:報告1:英文学研究から『対話』を読む
                  若澤佑典(東京大学特任研究員)
14:30-15:00:報告2:政治思想史から『対話』を読む
                  犬塚元(法政大学教授)
15:00-15:30:報告3:社会思想史から『対話』を読む
                  壽里竜(慶應義塾大学教授)         
15:30-15:50    総合討論
15:50-16:00    登壇者による総括

【企画概要】
18世紀スコットランドの思想家/文筆家デイヴィッド・ヒュームは、晩年に『自然宗教をめぐる対話』の刊行を準備し、その遺稿は没後出版されました。ヒュームの代表作として現代で広く知られている『人間本性論』(1739-40)と比べると、本書は長い間、日本の読者にとってなじみのない作品となっていました。
しかし、今年1月、犬塚元氏による『対話』の新訳が、岩波文庫から刊行されました。これは、本書の魅力を日本語で味わう絶好の機会です!そこでは、三人の登場人物による哲学対話が生き生きと描かれ、タイトルにある自然宗教だけでなく、教育、社交など多岐にわたって興味深い議論が展開されています。
本ワークショップでは、訳者を含めた三人のヒューム研究者が集い、『対話』のおもしろさ、ヒュームが切り開いた知的世界の奥行き、そして18世紀に執筆された対話篇たちについて、学問領域を横断して対話します。

 *本書を読んだことがない方、ヒュームについて何も知らない方、18世紀(啓蒙思想)の世界が何となく気になっている方など、幅広い層からの参加を歓迎します。知的関心がある学部生・大学院生の方たちのレスポンスもお待ちしております。

【書籍のご紹介】
岩波書店『自然宗教をめぐる対話』紹介ページはこちらです。

 

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