イベント

第2回 EAA「民俗学×哲学」研究会
トランスユーラシアの言語拡散と東北アジアの農耕民移住――「三角測量」の死角と民俗学の視点

第2回 EAA「民俗学×哲学」研究会 トランスユーラシアの言語拡散と東北アジアの農耕民移住――「三角測量」の死角と民俗学の視点

【日時】2021年12月17日(金)14:00~15:30

【場所】Zoom
参加ご希望の方はこちらにてご登録をお願いします。 
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwucu-qqD4pE9ZVrNEOIH0sRDDgKgoSmeY_

【言語】日本語

【概要】
最近、言語学・考古学・遺伝学の「三角測量」によってトランスユーラシア諸語の起源およびその話者の初期拡散を解明したという論文が発表された。トランスユーラシア言語の語彙、北東アジアの遺跡の考古学的データベース、そして朝鮮半島や琉球列島の古代人などのゲノムコレクションを分析した結果、トランスユーラシア言語の最初の拡散が東北アジアにおける新石器時代前期のキビ・アワ農耕民の移住と関連すると結論づけられた。本発表では、この「三角測量」について紹介し、民俗学の視点から問いを投げたい。

【報告者】
 張 政遠 (総合文化研究科准教授)
【コメンテーター】
 佐藤 麻貴(EAA特任准教授)
【司会】
 山 泰幸(関西学院大学災害復興制度研究所副所長・京都大学防災研究所客員教授)

ポスターをダウンロード