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第1回 EAA研究会「東アジアと仏教」

第1回 EAA研究会「東アジアと仏教」

日時:2021年12月22日(水)15:00-16:30

場所:Zoom

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対象:一般公開

言語:日本語

発表担当者:柳幹康(東洋文化研究所准教授)

発表タイトル:東アジアにおける仏教の展開と日本白隠禅の成立

 

EAA研究会「東アジアと仏教」は、人と仏教の交錯から東アジアの歴史や文化、思想、芸術などを照らし出そうとする試みである。

初回は本研究会の発案者である柳が、「東アジアにおける仏教の展開と日本白隠禅の成立」と題して研究発表を行なう。インドで生まれた仏教は中国を介して東アジア一帯に伝播し、独自の展開を遂げた。うち20世紀に鈴木大拙が欧米へ発信したZENは、直接的には白隠禅――江戸の禅僧白隠慧鶴が確立した禅――であった。本発表では白隠がいかなる立場から、それまでの仏教を継承・再編し、独自の実践体系を構築するに到ったのかを分析する。