フランスのライシテと 女性解放——真の平等に向けて？
« La laïcité française et l’émancipation des femmes : vers une égalité réelle ? »
フランスでは近年、ライシテと女性解放が、互いに不可分の「共和国の価値」として語られるようになっている。ライシテを男女平等と結びつける言説はどのようにして生まれたのだろうか。二〇世紀におけるライシテと女性解放の 歴史を辿りなおすことで、今日のフランス社会で広く共有された言説に潜む逆説を批判的に暴き出すだけでなく、真の女性解放と男女平等の実現に向けた道筋を探る野心的な講演。
【日時】2024年2月17日(土) 14:00〜16:00
【場所】東京大学駒場キャンパス 101号館11号室EAAセミナールーム（対面のみ、事前予約不要）
【言語】フランス語（日本語解説付）
【講演者】ヴァレンティーヌ・ズュベール氏（フランス高等研究実習院(EPHE)教授）
【司会者】増田一夫氏（東京大学名誉教授）
【コメンテーター】佐藤香寿実氏（芝浦工業大学特任講師）
【主催】「西洋社会における世俗の変容と「宗教的なもの」の再構成——学際的比較研究」（代表：伊達聖伸）
【共催】東京大学東アジア藝文書院（EAA）