【研究発表】田村正資「空間の実存的特徴」於日本メルロ゠ポンティサークル第26回研究大会

9月5日、6日にオンラインで開催された「日本メルロ゠ポンティサークル」の第26回研究大会にて、EAA特任研究員の田村正資が研究発表を行いました。

フランスの哲学者・現象学者であるモーリス・メルロ゠ポンティ(1908-1961)は、客観的に考えられた空間の特徴と私たちが実際に経験している空間の特徴を区別し、後者の現象学的な記述によって私たちの世界内存在としての在り方を解明しようとしていました。「空間の実存的特徴:1953年講義『感性的世界と表現の世界』から」と題された田村の研究発表では、モーリス・メルロ゠ポンティの『知覚の現象学』(1945)および未邦訳の講義録『感性的世界と表現の世界』(1953)における「奥行き」と「運動」についての現象学的記述から、「対面」と「共存」という世界内存在の二つのアスペクトの剔出が試みられています。

また、学会2日目には、酒井麻衣子氏がオーガナイザーを務める「メルロ゠ポンティと発達心理学・教育学」というシンポジウムが開催され、盛況のうちに終了いたしました。

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報告:田村正資(EAA特任研究員)