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リベラルアーツとしての映画制作とは?-東京大学東アジア藝文書院『籠城』制作チームトーク~QWSアカデミア(東京大学)~

リベラルアーツとしての映画制作とは?-東京大学東アジア藝文書院『籠城』制作チームトーク~QWSアカデミア(東京大学)~

【概要】
東京大学東アジア藝文書院(EAA)では、2019年3月の立ち上げ以来、駒場オフィスの設置された101号館が、元々は旧制第一高等学校時代に中国人留学生の学び舎だったことを受け、当時の資料調査と展示をつづけてきた。これらの成果をもとに映像作品を制作することが、その歴史を批判的に継承し、新しい未来の学問を構想することにつながると考え、映像制作プロジェクトを2020年11月に立ち上げた。
本作『籠城』の制作の特徴は、東京大学の学生が自分たちの研究に基づきつつ、ドキュメンタリーとフィクションの位相が複雑に絡み合う作品を創作していることに加え、学外の詩人やサウンドデザイナー、作曲家と協働している点にある。学生主体で、学術研究の成果を映像作品という形で発表することは、リベラルアーツの可能性をいかに広げうるだろうか?
本イベントでは、3月の作品公開に先立ち、制作チームによる約1年にわたる取り組みを発表し、今後、どのように映画制作が研究大学で可能になるのか、映画作品は研究成果を発信する媒体になりうるのか、どういった上映方法の可能性があるのかなどの問いを考え、解き明かす機会にしたい。
※ 新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、オンライン配信のみとなる場合がございます。

【日時】2022年2月27日(日)13:00〜15:00

【会場】SCRAMBLE HALL
    オンライン(Zoomウェビナー)
    本イベントは事前登録制となります。
      事前登録サイトに必要事項を入力してお申し込みください。

【タイムテーブル】
 12:30 開場
 13:00 開会の挨拶、QWS紹介、趣旨説明
 13:10 制作チームトーク
     ①『籠城』トレイラーと作品コンセプトの紹介
     ②メイキング映像と制作プロセスについて-映画制作と学術研究
     ③旧制第一高等学校寮歌アレンジ、駒場の音風景、サウンドデザイン
 14:30 ディスカッションと質疑応答
 15:00 閉会の挨拶

【参加料】無料

主催:SHIBUYA QWS Innovation協議会、東京大学東アジア藝文書院(EAA)

登壇者:小手川将、日隈脩一郎、高原智史、一之瀬ちひろ、金城恒、新田愛、永澤康太、乙幡亮、久保田翠、森永泰弘、髙山花子、中島隆博、石井剛

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