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シリーズ講演・討論「東洋美学の生成と進行」第一回
「東洋美学の可能性」—— 「生の術」をめぐって

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シリーズ講演・討論「東洋美学の生成と進行」

西洋に端を発した美学という学問領域を参照して近代に作られた東洋美学は、未だ十分適切に位置付けられてきたとは言えない。本イベントでは、EAAならではの視点を活かして東洋美学と称されうる領域の射程やあり方について検討する。本イベントを通して目指すのは、「東洋美学」をすでに定まった領域と見做してそれに該当する最新の研究を紹介するのではなく、むしろ生成中の領域としてそれがいかなる形で進行しているのか、哲学・美学のほか、文学や芸術批評、美術史などの分野にも注目し探求することである。

第1回「東洋美学の可能性」

【講演者】
小田部胤久 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学大学院人文社会系研究科教授(美学芸術学)。美学会会長、日本18世紀学会代表幹事、日本シェリング協会会長等を歴任。主な著書に『西洋美学史』(東京大学出版会、2009年)、『美学』(東京大学出版会、2020年)など。

【コメンテーター】
星野太 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授(超域文化科学専攻)。主な著書に『崇高の修辞学』(月曜社、2017年)、『美学のプラクティス』(水声社、2021年)。

【司会】
丁乙 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、東京大学東アジア藝文書院(EAA)特任研究員。

詳細

使用言語:日本語
日時:2023年1月16日(月)14.00-16.00 JST
  (講演約50分+コメント約10分+討論約50分)
会場:東京大学東洋文化研究所第一会議室(関係者限定)& Zoom

※要事前登録
以下のリンクからご登録ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZEvc-ysrzIoGNYtInLJB0VQybbNgXpJfaep

 

主催:東京大学東アジア藝文書院(EAA)