【概要】
VTuberや声優ライブを「鑑賞する」あるいは「経験する」とはどういうことか?人々はそこに何を求め、何を見出すのか?それはリアルなのか、虚構なのか?それともそうした二元論には回収され得ない領域なのか?
本イベントでは、こうした疑問を考えるために「Virtualの存在論」という問いを立て、『VTuberの哲学』の著者・山野弘樹氏と、『情動、メディア、政治』の著者・川村覚文氏に、思う存分語って頂きます。
【日時】2025年7月19日(土)13:00〜15:00
【場所】東京大学駒場キャンパス18号館ホール/Zoom(対面・オンラインともに要事前登録、無料)
※対面参加の方は、Peatixよりご登録ください。
※Zoom参加の方はこちらよりご登録ください。
【言語】日本語
【登壇者略歴】
山野 弘樹 (ヤマノ ヒロキ)
1994年生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程。専門はポール・リクールの思想、およびVTuberの哲学。主著に『独学の思考法』(講談社現代新書、2022年)。2021年、日仏哲学会若手研究者奨励賞受賞。
川村 覚文 (カワムラ サトフミ)
1979年京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。ロンドン大学ゴールドスミス校にて修士号(コミュニケーション、文化および社会)取得後、オーストラリア国立大学にて思想史研究で博士号取得。現在、大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科准教授。Inter-Asia Cultural Studies Society 運営委員。専門は批判理論、メディア文化論、カルチュラル・スタディーズ。近年の業績に、「聖なるもの、情動、プラットフォーム──声優/キャラ・ライブコンサートに見られるリアリティの複数性──」(須川亜紀子編『2.5次元学入門』青土社、2024)など。
【主催】東京大学東アジア藝文書院 潮田総合学芸知イニシアティヴ

