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連続ワークショップ「中国近代文学の方法と射程」第2回
「桥川时雄在北京:文化亚洲主义的实践及其限度」

「桥川时雄在北京:文化亚洲主义的实践及其限度」

【日時】2023年3月11日(土)15:00~17:00(日本時間)

【場所】Zoom(要事前登録)
    Zoom  こちらよりお入りください。

【言語】中国語

【概要】橋川時雄はアジア主義の夢をもって1918年北京に行き、日本敗戦後の1946年4月まで中国にとどまった。30年間の北京生活における橋川の活動は、日本の対華文化事業の一部分ではあったが、彼は中国の典籍と中国知識人の精神に触れることを通じて、中国との間に相互理解と尊重の関係を打ち立てた。彼の学問は中国の伝統的知識人に近く、彼が学んだ日本の「支那学」や東洋学とは異なっていた。今回の講演では、橋川の北京での文化活動を整理し、彼の中国学の特色およびアジア主義の特徴を論じる。

【講演者】陳言(北京市社会科学院文化研究所)
近代中日文学関係研究、淪陥区研究。著書『忽值山河改:战时下的文化触变与异质文化中间人的见证叙事(1931-1945)』(2016年)、『万壑有声:中日书间道』(2022年)など。訳書『灵台无计逃神矢:近代中国人留日精神史』(2018年)、『定本 柄谷行人文学论集』(2021年)など。

【司会 】 王欽(東京大学)

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