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一高プロジェクト

EAA国際シンポジウム「一高中国人留学生と101号館の歴史」

 

EAA国際シンポジウム「一高中国人留学生と101号館の歴史」

【日時】 2021年3月17日(水) 13:00~17:30

【場所】 Zoomウェビナーにて開催

【参加方法】以下のリンクからご登録ください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_WzDs44dYSV678lmzFi9Y8Q

 

 

【プログラム】

13:00~
開会の辞:太田邦史(東京大学大学院総合文化研究科長)           

挨拶:中島隆博(東京大学東アジア藝文書院院長)

開催趣旨:宇野瑞木(東京大学東アジア藝文書院・特任研究員)

司会:石井剛(東京大学大学院総合文化研究科教授)

 

13:20~ 基調講演1

大里浩秋(神奈川大学名誉教授)

「中国人日本留学の歴史に思うこと」

 

14:00〜 基調講演2

汪婉(北京大学国際戦略研究院理事/東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード委員)

「駒場での留学体験――東大は開かれている」

 

 

15:00~ パネル「特設予科・高等科及び当時の中国人留学生について」       

司会:石井剛

特別講演 韓立冬(北京語言大学漢語国際学部漢語学院教師)  

「一高の中国人留学生教育の制度的変遷」

 

15:30~

研究発表1 田村隆(東京大学大学院総合文化研究科准教授)

「狩野亨吉文書の清国留学生資料」

研究発表2 薩日娜(上海交通大学科学史与科学文化研究院教授)

「服部宇之吉と京師大学堂の留学生派遣事業」

研究発表3 高原智史(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程、東アジア藝文書院RA)

「森巻吉と中国人留学生」

研究発表4 孫安石(神奈川大学外国語学部教授)

「清末から民国時期の日本留学案内書の系譜――章宗祥『日本遊学指南』を中心に」

 

16:50~ ディスカッション              

司会:宇野瑞木

ディスカッサント:石井剛

ディスカッサント:岡本拓司(東京大学大学院総合文化研究科教授)

 

17:30 閉会の辞:石井剛

 

 

【開催趣旨】

東京大学駒場キャンパスの101号館は、1936年に第一高等学校にて中国人留学生が学ぶ「特設高等科」専用の講義棟として建てられました。おととしの20194月に発足した東京大学と北京大学の共同教育研究プロジェクトである東アジア藝文書院(EAA)では、この101号館にオフィスを構えたことを機縁とし、この貴重な建物を中心に、駒場に刻まれた日中教育史を紐解く展示を企画しました。これを記念して、このたび一高を中心とした中国人留学生の歴史に関する国際シンポジウムを開催する運びとなりました。本シンポジウムにおける歴史からの学びが、未来への記憶の継承と新しい学問の礎となればと願っています。 

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